原 摩利彦 (はら まりひこ) | Marihiko Hara

音楽家 | 作曲家 | サウンドスケープ・アーティスト

京都大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科修士課程中退。

音風景から立ち上がる質感/静謐を軸に、ピアノを使用したポスト・クラシカルから音響的なサウンド・スケープまで、舞台・ファインアート・映画など、さまざまな媒体形式で制作活動を行なっている。ソロ・アーティストとして、《Landscape in Portrait》(2017)などのアルバムを全世界でリリースし、ポストクラシカル音楽における位置を確立。コラボレーション室内楽曲《Night-filled Mountains》(京都芸術センター)サウンドインスタレーション《Copyright #1 : Showcase》(芦屋市立美術博物館)を発表し、「サウンドスケープ・アート」の新たな地平を切り拓き注目されている。

アーティスト・コレクティブ「ダムタイプ」に参加し、「ダムタイプ展」《Action & Reflection》(ポンピドゥーセンター・メッス)、高谷史郎パフォーマンス《ST/LL》、《CHROMA》に参加して以来、国際的第一線アーティストからのコラボレーション・プロジェクトも精力的に行なっている。

【2018年の主なコラボレーション】
– 国際的にもっとも注目される振付家であるダミアン・ジャレ最新作の《Omphalos》を坂本龍一と共作し、10月のメキシコ初演では多くの注目を集めた。

– 同月、名和晃平3年ぶりの新作である《Biomatrix》のインスタレーションでは、パリ、ロスチャイルド館でのインスタレーション《foam》に続き、サウンドスケープを担当。

– また、野田秀樹率いるNODA・MAPでは、《足跡姫》、歌舞伎《野田版 桜の森の満開の下》でサウンドデザインを手がけ、《贋作 桜の森の満開の下》では舞台音楽を30年ぶりに一新する大役に抜擢され、評判を呼んだ。

ほか、2016〜18年に写真家ラファエル・ダラポルタ《ショーヴェ洞窟》のインスタレーション音楽、2017年にホンマタカシ《最初にカケスがやってくる》映像作品の音楽、同じく2017年にANREALAGE(アンリアレイジ)パリコレクションのショー音楽など。